「APAIE」(Asia Pacific Association for International Education)はアジア太平洋地域の国際教育交流団体です。
毎年3月頃に開催される年次大会は、コロナ禍のためカナダ・バンクーバー市で開催予定だったAPAIE2020、APAIE2021、APAIE2022がいずれも開催延期・開催中止となり、オンライン開催となった為、APAIE2023バンコク大会は実に4年ぶりの対面開催の年次大会となりました。
対面大会への期待感の高まったAPAIE2023バンコク大会はAPAIE年次大会過去最高の「約2,700人の参加」がありました。
APAIE年次大会はNAFSA年次大会(北米、5月下旬-6月上旬)、EAIE年次大会(欧州、9月中旬-下旬)に比べて歴史が新しく規模もコンパクトですが、その規模感の為にネットワーキングがしやすい、打合せがゆっくりできる、といった点でも好評です。
◎NAFSA,EAIE,APAIEの年次大会についてさらに詳しく知りたい方は、次のページをご覧下さい。
⇒海外大学との交流促進のために、3大国際教育交流フェア(NAFSA、EAIE、APAIE)に参加しよう!
JAFSAは「APAIE2014年3月 韓国・ソウル大会」より、会員大学を取りまとめて「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」を出展しています。対面大会で活気にあふれたバンコク大会、終始盛況だった日本ブースの様子、そしてJAFSAが大会中に展開したそのほかの活動についてお知らせ致します!
日本合同ブース 出展団体一覧 | |
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フルブース 8大学 |
神奈川大学、関西学院大学、上智大学、東北大学、名古屋大学、 立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学 + JAFSA (取りまとめ機関として) |
シェアブース 9大学 +1企業 |
叡啓大学、大阪学院大学、岡山大学、関西大学、國學院大學、 中央大学、帝京大学、東海大学、南山大学 森興産株式会社 [2022年度JAFSAプラチナ・エグゼ賛助会員] |
開催期間 | March 13(Mon)-17 (Fri) 2023 |
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大会会場 | Queen Sirikit National Convention Center |
Lead Host University | Mahidol University |
大会HP | APAIE2023 official conference web site |
2627 (2500) | Total Delegates |
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145(102) | Booths/Pavilions (日本のような集合ブースは「1」とカウント) ※出展団体一覧 ⇒ List of Exhibitors 2023 |
500+(579) | Exhibiting Organisations |
61 (59) | Countries/Regions represented |
95 (121) | Presentation & Sessions |
005(007) | Workshops |
APAIE2023大会は大会全体の参加者が過去最高の「約2,700人」と報告され、コロナパンデミック明けの4年ぶり対面開催のAPAIE年次大会への期待値が数字に表れた形となりました。
参加国・地域も過去最高の61の国・地域に渡り、特徴としてはやはりアジア圏のみでなく欧米の参加が増えていることです。
これら欧米からの参加大学は、アジア圏の大学との交流・提携を求めているところが多いため、APAIE年次大会は、日本側から見ると「欧米の大学と新規開拓がしやすい」というメリットがあります。
一方で大会開催自体はアジア圏のため、日本からは移動時間・渡航費・現地の物価等で節約ができ、コストパフォーマンスが良いのが大きな魅力です。
全体的には、各大学・教育機関の現場レベルの方の参加が多いため、NAFSAやEAIEに比べて若手の教職員の参加が多く、海外フェア初心者にとっても参加がしやすいと言えます。
APAIE2023の「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」は、「14ブース/18団体(17大学+1機関)」で展開しました。
まだ日本出入国の水際に規制があったにも関わらず、またAPAIE年次大会の開催時期は毎年3月で日本の大学の方々にとっては年度末・学期末と重なる多忙な時期ですが、それにも関わらずコロナ前と変わらない出展団体の数で展開できた点は、NAFSAやEAIEと並んでAPAIEに参加することへの重要度が日本の大学に認知されている様子が伺えます。
日本ブースの規模感や会期中の活発な活動は、これまでもAPAIE運営サイドにも評価されていましたが、コロナ禍でオンライン開催が続いた2020-2022年も継続してブース出展する準備を重ねていたSTUDY in JAPANのAPAIE大会への貢献が認められ、バンコク大会では大会会場入口入ってすぐ真正面という大変な好立地を得ることができました。
位置の良さも相まって、シンプルで華やかな装飾で構えた日本ブースには、会期中途切れることなく海外教育機関の方が多く来場し、終日打ち合わせが活発に実施されていました。
APAIE2023バンコク大会終了後に、日本合同ブース出展団体に実施したアンケートの結果です。久しぶりの対面大会で実際に会って話すことの重要性を感じた有意義な大会だった、日本ブースで出展してよかった、APAIEの大会規模感が大規模過ぎず良い、というプラス評価が多数ですが、実際に大会に出展参加された方がどのように感じていたかをぜひご覧ください。
JAFSAでは、国際関連部署の若手職員の海外教育フェア等への参加を、国際関連業務に関する「スタッフデベロップメント(SD)」と位置づけ、「参加奨励金」を支給しています。
受給者には「国際交流部門の若手職員として、海外教育フェア等に参加することで、世界の国際教育交流の現場を体験し、所属している大学における今後の業務に生かすこと、国際交流の課題を見つけること」が期待されます。
【注】本奨励金の対象はJAFSA団体正会員大学に所属の方のみです。
◎APAIE2023バンコク大会では下記3名の方が採用されました。各参加者の報告レポートは下記からご覧になれます。
APAIE2023バンコク大会の大会会場内の様子をお知らせします。
◎開 催 地:パース(オーストラリア)
◎開催期間:2024年3月4日(日)-3月8日(木)
◎会 場:Perth Convention and Exhibition Centre (PCEC)
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