NAFSA 2022 Annual Conference & Expo
May 4-5, 2022, Virtual
May 31-June 3, Denver , CO, USA
『NAFSA年次大会』は、コロナ禍で2020年、2021年と対面での開催が見送られていましたが、2022年に米国・デンバーで対面開催が復活致しました!
⇒大会公式サイト「NAFSA 2022 Annual Conference and Expo」
※『NAFSA年次大会』とは、米国の非営利団体「NAFSA」が主催となって開催する、世界最大規模の国際教育交流大会です。大学間の交流会で、学生リクルートの会ではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。⇒「NAFSA年次大会とは?」
以下、対面実施となった「5/31-6/3 デンバー大会」の様子と “STUDY in JAPAN”の活動についてお知らせ致します。 「5/4-5/5 バーチャル大会」については《 こちら 》をご覧ください。 |
[point I] 2022年次大会は「バーチャルと対面の2部構成」!
[pointII] “STUDY in JAPAN”は「大会オフィシャルスポンサー」!
1. NAFSA2022 デンバー大会概要
2. “STUDY in JAPAN” (日本合同ブース)
3. Programs Offered by Exhibitors (各出展大学のプログラム一覧)
4. 日本ブース出展団体の報告書、アンケート
5. JAFSAセッション
6. 海外Pavilion(国・地域の集合ブース)
7. “STUDY in JAPAN” 運営3機関(JAFSA,JASSO,SGU)
[予告]NAFSA2023ワシントンDC大会~NAFSA設立75周年記念~
開催日 (米国時間) | 開催形態、開催地 | 実 施 内 容 |
5/4(水)-5/5(木) | バーチャル | パネルディスカッション、 セッション等 |
5/31(火)-6/3(金) | 対面 Colorado Convention Center in Denver, Colorado |
ブース展示、 (対面での)セッション、 ワークショップ等 |
⇒ 詳しくは大会公式サイト「NAFSA2022 Program」をご覧ください。
今大会は、コロナ禍の影響で対面参加が難しい人達を考慮して、5月初めに「バーチャル」イベントを実施し、バーチャルのみでの参加もOKするという、「初のハイブリッド方式」での開催となりました。
これまで参加者全員に配布された「紙のプログラム冊子」が2022大会より廃止。代わりにNAFSA公式サイト上に「Online Planner」が構築され、バーチャル参加者も対面参加者も同じプラットフォームで、全大会の情報収集や参加者同士のコンタクトができるようになっていました。
(←画像はクリックで拡大)
「STUDY in JAPANブース(日本合同ブース)」は、大会オフィシャルスポンサーの中でも高ランクの “Silver Sponsor” になりました!
⇒ NAFSA2022デンバー大会スポンサーのページ
オフィシャルスポンサーとして、NAFSA2022デンバー大会を支援していくと共に、 “STUDY in JAPAN” を様々な広報ツール(ロゴ・バナー・ショートビデオ等)で宣伝致しました。
日 程 | 2022年5月31日(火)-6月3日(金) |
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開 催 地 | 米国コロラド州デンバー |
会 場 | Colorado Convention Center in Denver, Colorado |
参加者数 | 92ヶ国から6,200人以上 (2019年は140ヶ国から10,000人以上) |
出 展 数 | 41ヶ国から240ブース (2019年は50ヶ国から350ブース) |
大会HP | NAFSA2022 Overview (大会公式サイト、英文) |
今大会は、2019ワシントンDC大会以来の対面開催となりました。コロナ禍の影響で、参加人数はまだコロナ前の6割程度でしたが、しかし会場は、対面実施を待ち望んでいた人達で熱気に包まれ、終始活発に交流が行われ、大いに盛り上がりました。
(※写真はクリックすると拡大されます)
JAFSAは例年と同じく、 JASSO (Japan Student Services Organization) , SGU (Top Global University Project)と共同で、“STUDY in JAPAN” として「日本合同ブース」を取りまとめて出展しました。
◎日本ブースは展示会場内最大規模 ! (24区画、2列)
◎出展団体は「29団体」! (28大学+1機関)
◎NAFSA Pavilion (会場の中心地)の近くで出口脇のところと、動線が良く目立つ位置で展開 !
NAFSA2022「STUDY in JAPAN」(日本合同ブース)出展団体 …全24ブース、28大学+1機関 <英文団体名50音順> |
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フルブース (エンド) |
6大学 | 立命館アジア太平洋大学, 武蔵大学、明治大学、上智大学 関西大学、関西学院大学 + JASSO (Informationとして) |
フルブース (通路) |
7大学 | 国際教養大学、中央大学、北海道大学、 桜美林大学、立教大学、立命館大学、東北大学、 + JAFSA (取りまとめ機関として) |
シェア ブース |
15大学 +1機関 |
青山学院大学、叡啓大学、関西外国語大学、 近畿大学、國學院大學、京都外国語大学、 名古屋外国語大学、岡山大学、大阪学院大学、 西南学院大学、創価大学、東海大学、 東京都立大学、東京大学、横浜市立大学、 森興産株式会社(JAFSAプラチナ・エグゼ賛助会員) |
※下記「フロアー図」はクリックすると拡大されます。またNAFSA2022公式サイトからもご覧いただけます。⇒《 2022 Expo Floor Plan 》(全体の様子や個々のブースの詳細が確認できます。開くまで少々時間がかかります)
コロナ前の日本ブースが約40-50団体で40-45区画であったのと比較すると、今大会は6-7割の規模でしたが、大会全体が通常の6割程度であったため、結果として「日本ブース」は会場内で、コロナ前と変わらず最大規模を誇り、華やかな桜の装飾と共に、来場者を惹き付けました。
今大会ではコロナ禍の影響でアジア勢の参加が少なく、東アジア圏では中国・韓国・香港のパビリオン(集合ブース)が無く、台湾が小規模で展開、東南アジア勢の参加もなく、南アジアからインドが出ている程度であったため、なおのこと「日本」の存在が際立っていたとも言えます。
日本ブース内での各出展大学・機関は、終始打合せや情報交換を活発に行い、海外提携校との関係強化に向けた協議、各種プログラムの広報、新たな提携・協力関係を築くための新規開拓、といった活動を積極的に展開されていました。
日本ブースの運営団体の一つである「JASSO (Japan Student Services Organization)」が、海外大学・機関に対する「日本の出展大学・機関の紹介資料」として作成。
各大学・機関の所在地・連絡先・学生数等の基本情報に加えて、提供しているプログラムやパートナーを探しているかどうかについて仔細に記載されています。
これから日本の大学・機関との提携を考えている海外大学・機関にとっては、貴重な情報源となります。
JASSO運営の「Informationブース(総合案内ブース)」にて、情報一覧をチェックしながら熱心に質問をする海外からの来訪者が多くみられました。
※以下の「画像」はクリックすると拡大されます。全ページがセットになった「PDF」は、下記緑のボタンよりDLできます。
Informationブースで、海外大学・機関の来訪者対応にあたったJASSOスタッフの方によると、
◎新規の協定先を探している学校関係者からの相談が大半
◎経営学(ビジネス、MBA含む)、デザイン、経済、工学などが人気の分野
◎英語で開講されるプログラムを探している方がほとんど だったそうです。
◆今大会の日本ブース出展団体に、大会後に実施した「アンケート」の結果です。
会期中の主な活動内容、出展の成果など、参加された皆様の生の声をぜひご覧ください(下記緑色帯を押下するとPDFファイルがご覧になれます)。
“Japan’s New Challenges for an International Online Education Platform” 2:30 PM-3:20 PM, Wednesday June 1, 2022 (米国現地時間) |
◆Tetsuo Morishita (森下 哲朗), MA in Law Vice President for Global Academic Affairs and Professor of Law, Sophia University (上智大学) |
◆Kazuko Suematsu (末松 和子), PhD Special Advisor & Deputy Director, Global Learning Center, Tohoku University (東北大学) |
「JAFSAセッション(JAFSA Session)」とは、2011年よりNAFSAからJAFSAに対して特別枠をオファーされ、毎年継続しているセッションです。
JAFSAはこの枠を日本の高等教育に関する発表の場として活用しており、2014年からは文部科学省にも発表を依頼し、各大学の個別事例とともに日本の実情や今後の目標などをプレゼンテーションしています。
NAFSA2022大会でのJAFSAセッションは、スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)の後継として、文部科学省が2021年9月に発足させた「大学の国際化促進フォーラム」および、その中のプロジェクトの一つ「オンライン国際教育プラットフォーム『Japan Virtual Campus』」を取り上げました。
上智大学(JAFSA会長校)の森下副学長がChairとなり、東北大学 末松教授と共に発表。当初は文部科学省の方のご登壇も予定していましたが、スケジュール面で難しくなり、NAFSAからの特別許可のもと、事前に録画した動画にて発表いただきました。
当日は約50名の方がご参加。発表終了後、登壇者に直接質問する方がおられたり、あるいは参加者同士で話が始まったり、という光景が見られたのは、対面の会ならでは。日本ブースの方に、セッションを聞いたという方が立ち寄ってくださることもあり、セッションの場のみでない交流にも広がりました。
NAFSAの展示会場は年々、大学・機関ごとの単体ブースよりも、国・地域での集合ブースの方が主流になってきています。各国・地域とも、国旗色や観光地などのイメージと共に華やかに展開しており、さながら教育界のオリンピックのようです。今回の展示会場より、そのような海外ブースの一部をご紹介いたします。
(※写真はクリックすると拡大されます)
NAFSA大会における“STUDY in JAPAN”は、次の3機関で運営されています。
機 関 名 | 活 動 内 容 | 運 営 役 割 |
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JAFSA | 特定非営利活動法人(NPO)で、300以上の大学・教育機関・企業を会員団体とした、国際教育交流分野では日本唯一・最大のネットワーク組織。日本の大学のグローバル化促進を支援し、人材育成、海外とのネットワーキングなどの活動を展開。 | 出展団体の 取りまとめ、 NAFSAとの諸連絡 |
JASSO | 文部科学省所管の独立行政法人で、奨学金事業、学生生活支援事業を行うと共に、日本における留学生交流を一層推進するため、留学生の受入れ・派遣の両面において様々な支援事業を実施している。 | 日本留学全般の 情報提供 |
S G U | 文部科学省の事業で、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し我が国の大学の国際化を牽引する大学など、徹底した国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することにより、我が国の高等教育の国際競争力を強化することを目的としている。 ※NAFSAに関する事務局:上智大学 (JAFSA会長校) |
文科省との諸連絡 (主に予算執行に 関して) |
2014年度から「日本」のプレゼンスを高めるために、運営3機関にて、“STUDY in JAPAN” という統一ブランド名のもと、NAFSA最上位メンバーの “Global Adviser” になりました。これにより、ブースの早期予約や会場内での目立つ位置への優先配置等の特典が受けられます。
⇒ NAFSA公式サイト「Cuurrent Global Partners」
また、最上位メンバーであることを受けて、会期中に NAFSA CEO のEsther D. Brimmer 氏による、日本ブースの表敬訪問がありました。
左上の写真は、JAFSA会長校の上智大学 森下副学長とJAFSA事務局長 高田で、Brimmer氏をお迎えした時のものです。このようなところでも、NAFSAにおける“STUDY in JAPAN”のプレゼンスが際立っています。
NAFSA2023第75回年次大会は、2023年5月30日(火)-6月2日(金)に、米国ワシントンDCにて開催されます。
恐らくコロナ禍からは脱却しつつあるだろうということ、首都開催であること、そして「NAFSA設立75周年記念大会」でもあることから、コロナ前を凌ぐ参加者多数の盛大な会になることが予測されます。
◎NAFSA2023大会日本ブース出展募集開始は「2022年秋頃」予定です。
※2022大会の出展大学・機関に、9月以降に優先してご案内致します。その後(10月以降を予定)、それ以外の大学・機関にご案内となりますが、残区画がわずか、もしくは完売となっている可能性もございます。
◎NAFSA2023ワシントンDC大会については、こちらをご覧ください。⇒「大会公式サイト(英語)」
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