現在、多くの大学や教育機関では、日々留学生からの様々な相談が寄せられています。留学生はこれまでとは異なる環境(言語、文化、習慣)の中で様々なストレスを受け、サポートが必要な状態になることも少なくありません。今回のJAFSA特別ウェビナーでは、留学生の受け入れ側(我々)の心理や言動、そして留学生のストレスについて、一橋大学学生支援センター特任准教授柘植道子先生に、データや理論に基づいたお話しをいただきました。
【視聴してよかった理由】 ・マイクロアグレッションについて、自分が気を付けるべき事項を多数学べたため。 ・気をつけるべきことを踏まえて、自分の行動を振り返って考える良い機会になった。 ・留学生への支援方法を改めて考える、見直すきっかけになったため。 ・受入側の考え方等について知見が深まったという意味で参加して良かったです。 ・資料の配布をいただきありがたいです。連携先の紹介等も丁寧に説明いただき学内対応にポジティブになれそうです。 ・まったく知識がゼロであったので,情報を得られて,何を把握すればよいのかを理解できてよかったです。 ・具体的な事例を含めてご説明いただき、わかりやすかった。特にマイクロアグレッションについては非常に勉強になりました。 ・実務的な対応(学内連携など)に関する内容を想定していましたが、概念や概要に関する内容だったため、知識を得ることはできたが、現場でのアクションをイメージすることが難しかった。 ・いつもと違う視点で現状の問題に気付くことができたこと。 ・LGBTQIAのことなど、非常に多面的、重層的な考え方や対応方法が示されたことが大変勉強になった。また、質疑応答で、マイクロアグレッションを行っている教職員への対応方法は、学ぶことが多かった。 ・質問にもご丁寧に対応していただき、学生との対応のビジョンが見えた気がした。 ・留学生派遣・受入業務両方を担当しており、日本に来る留学生だけでなく、現在派遣中の留学生のことも想像しながら話を聞いていました。ちょうどメンタルストレスから体調を崩している学生対応中なので、その背景がこうなのではと理解のきっかけに繋がるように思います。 ・受け入れる留学生の国籍も多様化し、性自認やメンタル面に問題のある留学生も増えてきているのでプロの方のお話しが聞けて有益な情報を得ることができました。 ・今回のウェビナーで留学生の多様なストレスを知ることができ、無意識のステレオタイプやマイクロアグレッションへの対応、留学生とのかかわり方、サポートの方法等、実際、現場で役立つ知識を得ることができたので。
【講師について】 ・講師の先生のご経験に基づいたお話ぶりは、短時間にもかかわらず、このテーマに関わる教員にとって勇気づけられるものだった。 ・とてもわかりやすい説明とまとまった資料で大変助かりました。 ・口述も資料も大変分かりやすい。メッセージ性が十分に伝わった。 ・今回のご講演を拝聴する中で、業務の中で感じていた留学生のメンタルヘルスの課題の背景要因(マイクロアグレッション、支援を求められないことによる更なるメンタルヘルスの悪化等)を明確化することができたため。情報量も多く、講師の先生の説明も上手で大変ためになりました。
【ウェビナー時間について】 ・時間が短いということもあり、話が概要に留まる内容だった。 ・時間が短いわりに内容が盛りだくさんで、もう少し長く時間を取っていただければと思いました。 ・テーマに沿ったお話でしたが、内容がおおく、セミナーの時間設定を1時間程度にしていただけるとより良かったと思います。 ・短い時間にも関わらずメンタルヘルスの現状と課題が非常にうまく総括されており勉強になりました。 ・マイクロアグレッションなど具体的な例を交えてお話いただき、大変勉強になりました。もっと長い時間でじっくり聞いてみたい内容でした。
多くのJAFSA会員に参加いただきました。ありがとうございました。 アンケートにて指摘いただいた発表時間に関しては、今後、内容に応じた時間配分につとめていきます(JAFSA事務局)。
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