実施報告:《JAFSA会員限定》【JPN-AUS Tertiary Education Webinar -Sep2020-】(JAFSA共催)
2020年9月に、JAFSAは「在日オーストラリア大使館商務部」「オーストラリア クィーンズランド(QLD)州政府 駐日事務所」「オーストラリア ビクトリア(VIC)州政府 東京オフィス」(いずれもJAFSA団体正会員)と共催で、標記ウェビナーをZoomにて開催致しました。
第一部では、「在日オーストラリア大使館商務部」よりコロナ禍の中での「オーストラリア留学に関する現況」をお話しいただき、日本の大学・教育機関の参加者の方々に、オーストラリア留学の全体像や最新情報をコンパクトに提供致しました。
続く第二部のパネルディスカッションでは、時差が少ないメリットを活かして日豪双方をリアルタイムで繋げ、コロナ禍での留学をめぐる大学の現場の動向を日豪で比較。日豪の大学・教育機関の参加者の方々から出る質問も随時取り上げながら討議を深めました。Zoomのチャットを利用したコメントも活発に動き、質問に対して参加者同士で教え合うなど、ライブ感の溢れるディスカッションとなりました。
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(各項目をクリックすると当該箇所に飛べます)1. 運営団体 (共催)
2. 開 催 日 時
3. 開 催 形 態
4. 参 加 対 象
5. 参 加 費
6. 参 加 人 数
7. プログラム
8. パネリスト
9. パネル・ディスカッションのトピック
10. 学校情報交換(個別打合せへ)
11. 日本側の参加者アンケートより
1. 運営団体 (共催)
・在日オーストラリア大使館商務部 / Australian Trade and Investment Commission (Austrade)
・オーストラリア クィーンズランド(QLD)州政府 駐日事務所
/ Trade and Investment Queensland Japan Office
・オーストラリア ビクトリア(VIC)州政府 東京オフィス
/ Victorian Government Trade and Investment Tokyo Office
[いずれもJAFSA団体正会員]
・特定非営利活動法人JAFSA(国際教育交流協議会)
/ JAFSA (Japan Network for International Education)
2. 開催日時
[日にち] 2020年9月15日(火)
[時 間] 9:45-12:00(JST 日本時間) / 10:45-13:00(AEST 豪州東部時間)
3. 開催形態 …オンライン(Zoomウェビナー)
日本と豪州QLD州、VIC州との時差は「1時間」。
時差がほとんどない利点を生かし、豪州と「リアルタイム」で繋いでパネルディスカッションを行ないました。
実際の日豪間の学生のオンライン授業でも、この「時差の少なさ」は大きな魅力です。
参加された教職員の方々にも、そのメリットを体感いただくことになりました。
4. 参加対象
[日本] JAFSA会員大学・機関の国際関連部署の教職員【JAFSA会員限定】
[豪州] 大学・TAFEの国際関連部署の教職員
5. 参加費 …無料
6. 参加人数 … (日豪合計) 79団体より110名
[日本] 49団体より59名 (内訳:大学 48, 賛助企業 2,オーストラリア政府関連日本オフィス 3)
[豪州] 30団体より51名
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7. プログラム
※「豪州留学セミナー」(9:50-10:10)は日本の大学向けの内容で、日本語で実施致しました。(豪州の大学・教育機関からも関心のある方のご参加がありました)
日本時間 JST | ウェビナー・プログラム / Tue 15-Sep-2020 |
---|---|
09:30 | Zoom受付(入室)開始 |
9:45-9:50 | 「運営団体挨拶」 ・在日オーストラリア大使館 商務部 商務官 紺谷知美 氏 ・クィーンズランド州政府駐日事務所 教育商務官 フォーサイス伊織 氏 ・ビクトリア州政府 東京オフィス 教育企画推進官 眞田まこと 氏 ・NPO法人JAFSA(国際教育交流協議会) 事務局長補佐 小林京子 |
9:50-10:10 (質疑応答含む) | 「豪州留学セミナー(日本語)」 …在日オーストラリア大使館 商務部 商務官 紺谷知美 氏 - 豪州留学に関する、全般的な情報提供 - 特にコロナ禍を受けて、現地での留学生の受け入れ状況、大学の対面での講義の再開状況、生活情報など、その時点での豪州全体での最新の動向について - 日本の大学の方に向けた内容のため「日本語」で実施。 |
10:10-10:15 | (豪州側参加者 Zoom入室) |
10:15-12:00 (質疑応答含む) | 「日豪大学によるパネル・ディスカッション(英語)」 …パネリストは8番を、トピックは9番をご覧ください。 - コロナ禍が大学の国際交流の現場に及ぼす影響について、日豪それぞれの大学の視点でパネリストよりコメント。 - 日豪双方の参加者より、申込時に選択式でいただいた「質問」の中で多かったものを選び、それについて回答・コメント。 - 当日も、参加されている方よりZoomの「チャット」で質問を受け、適宜パネリストより回答・コメントをいただいた。 - 日豪の両国の大学関係者が参加対象のため「英語」で実施。(通訳なし) |
12:00 | 終了 |
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8. パネリスト
運営団体で協力してパネリストを選出。QLD州の大学から2名、VIC州の大学から2名、そしてJAFSA会員大学(役員校)より2名を選出し、それぞれ日豪の大学の立場で発言いただきました。
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9. パネル・ディスカッションのトピック
運営団体で打合せを重ねて、事前にパネル・ディスカッションのトピックを決定。コロナ禍を意識した話題に絞りました。
参加者に申込時に「興味のあるトピックを3つ」選んでいただいたところ、下図のグラフのような結果に。キャンパスを閉じている傾向にある日本の大学の方達は「オンライン授業」関連に関心が高く、比較的早期にコロナ感染が抑え込めている豪州の大学の方達は「これからの展開」に関心が高い様子が伺えました。
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10. 学校情報交換 (個別打合せへ)
今回のウェビナー参加機関が、日本もしくは豪州の大学・高等教育機関と何らかのパートナーシップを結びたいと考えている場合、個別の打合せに進めるよう「学校情報」の交換の体制を整えました。
所定のリンクより、各校のHPサイトや学生数等の情報を送っていただき、そのデータをリスト化したものを相互に交換。関心のある学校へ連絡を取りたい場合、運営団体の大使館・州政府事務所の方達が担当者をご紹介。ウェビナーの参加だけで終わらないよう、次への道筋をご用意致しました。
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11. 日本側の参加者アンケートより
- タイムリーなトピックについて話し合われたので、とても参考になった。
- 簡潔に現状を把握するのに役立った。
- 他大学の事例がわかって非常に良かった。
- オーストラリアの大学が現在の状況下でどのように対応しているのかがよく分かった。
- オーストラリアの大学がオンライン上で様々な活動を実施していることや、キャンパスでの対面交流をいかにオンライン上で再現しようとしているかが分かり、参考になった。
- 日本側のパネリストの先生方のお話も日本の他大学の現状を垣間見ることができて良かった。
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